自分で稼いでいくということ

民泊がスタートして、2週間ほど経ちました。

満室までとはいきませんが、ぼちぼちゲストさんは宿泊されています。

ありがたいことです。

 

今、自分で運営を始めてみて、

以前実家が営んでいた民宿を思い出しました。

 

民宿は7年半前の津波で流されたため、その後の再建はしませんでした。

そのあとを継いでいる…とまで、大それたことは思いませんが、

幼いころから両親や祖父母の働く姿を見て育ってきたわたしは、

今実際に自分が運営者側の立場になり、

「稼ぐ」ことや「商売」の大変さ・面白さを感じています。

 

施設内の掃除にしても、シーツ交換にしても、

毎日毎日毎日…お客さんが気持ちよく過ごせるように、

掃いて、拭いて、磨いて。

 

民宿は家族経営だったので、

わたしも玄関掃除やお風呂掃除など手伝いました。

 

そして、“美味しいものを食べてほしい”

予算的にはたぶんギリギリだったはずですが、

父はその思いで、豪華な料理をふるまってました。

後から聞いた話だと、

部屋が狭いことなど、お客さんによってはそんな声もあったようですが、

「料理」の評判は良く、みなさん満足して帰っていったようです。

 

 

わたしを含めて子どもは3人と、

大変だったと思います。

それでも、ちゃんと

暮らしと働くを両立していく。

 

 

すごいです。

 

 

民宿は30年以上続きました。

残念ながら震災被害にあいましたが、

これまでの中で暮らしと働くをつないできた家族はすごいと純粋に思います。

 

 

自分がやろうとしていることは、

周りから見たら「夢がある」「キラキラしている」「若いから」なんて

言われますが、夢ではなく自分でやると決めたものとして、やっていけるものとして、

ちゃんと稼いでいけるようになる。

釜石は来年ラグビーWCがあります。

だけどその一時的なムーブメントでは終わらせず、持続的に。

 

 

自分の暮らし方を考えたとき、

このゲストハウス事業にたどり着きました。

その中で稼いでいくことは必須です。

何も大儲けの意味ではないです。

自分らしく暮らしていけるように、心豊かに過ごせるように、

私は暮らしながら、暮らしの中で稼いでいきます。

 

 

今日は1名ゲストさんが宿泊されます。

母に言われました。

「お客さんには誠意もって」

ドキッとしました。

ちゃんとやれているか。

日々学びです。

 

 

ということでおわり。

 

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お掃除お手伝いくれた方からオープンのお祝いに送られてきました◎ありがとう。
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ゲストさんと近くにあるシェアオフィスで仕事中の方呼んでタコパ。


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茶の間です。
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 八畳部屋
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六畳部屋